⑤ Obsidian × NotebookLM × Claude・15
3つの使い分け表
3つとも使う必要はありません。どこに材料があって、どこで動いて、どこに残るか。それだけ決まれば、あとは勝手に噛み合います。
所要時間 10分 / 必要なもの:なし(読むだけ)
いまは
資料はGoogleドライブ、メモはどこか、調べた結果はチャットの履歴の中。
次に似た仕事が来たとき、前回どうやったか思い出せないので、また最初から調べ直しています。AIに聞いても毎回ゼロからの説明になる。使った時間が、どこにも積み上がっていない状態です。
こうなる
同じ仕事が2回目に来たとき、前回の結果がもう手元にある。AIは前回の文脈を知っているので、説明し直さなくていい。
使えば使うほど速くなります。3つのツールを役割で分けるだけで、ここに届きます。
これは何?
職場に例えると分かりやすいです。
- Claude … 手を動かす人。指示を受けて、ファイルを開いて、作る
- Obsidian … 書類棚。作ったものと、決めたことが残る場所
- NotebookLM … 資料室の担当。分厚い資料を読んで、出典つきで答えてくれる
ひとりで全部やろうとすると詰まるのは、人間の職場と同じです。
3つの使い分け
| Claude | Obsidian | NotebookLM | |
|---|---|---|---|
| 役割 | 作る・動かす | 残す・つなぐ | 読む・引く |
| 材料の置き場所 | あなたのパソコンのフォルダ | ローカルのファイル(.md) | アップロードした資料 |
| 得意 | 手順の実行、ファイルの生成 | 検索、過去との接続 | 大量ページの読み込み、出典表示 |
| 苦手 | 何十本もの資料の読み込み | それ自体は何も作らない | ファイルを作る・書き換える |
| 結果はどこに | フォルダにファイルで残る | vault に残る | NotebookLM の中に留まる |
いちばん大事なのは最後の行です。
NotebookLMの答えは、その中に留まります。だから答えをファイルに落とすところまでやらないと、次に繋がらない。ここを繋ぐのが Claude の役割です。
どれから始めるか
1つだけ選ぶなら Claude です。 理由は、3つの中で唯一「手元のファイルを直接さわれる」から。
- 資料を読ませたいだけ → NotebookLM 単体でいい
- 作ったものを残したい → Claude + Obsidian
- 分厚い資料が絡む → 3つ
順番は Claude → Obsidian → NotebookLM。逆にすると、置き場所が決まっていないのに作り始めることになります。
そのままコピーできる依頼文
調べた結果を、その場限りにしないための1行です。
この調べものの結果を、【フォルダ名】に .md で保存してください。
ファイル名は「日付_相手_中身」の順で。
本文の先頭に、どの資料の何ページから取ったかを書いてください。
【案件名】の前回のやりとりを、このフォルダから探して要約してください。
決まったこと/保留になっていること/次にやること、の3つに分けて。
出典として、どのファイルを見たかも書いてください。
【 】を自分の内容に書き換えるだけです。
間違えやすいポイント
- 3つ全部を最初から入れようとする。 ほぼ確実に止まります。Claude だけで2週間回してから次を足してください
- NotebookLM に会社の資料をそのまま上げる。 渡していい情報かどうかは、上げる前に決めておく話です
- Obsidian を「メモアプリ」として使う。 それだと普通のメモと変わりません。効くのは、Claude から読み書きできる状態にしたときだけ
- フォルダの名前がバラバラのまま始める。 AIが探せないので、結局あなたが探すことになります
やらせてはいけないこと
- 元データの上書き。 作業用のコピーを渡して、元は別に置く
- 消す操作を、確認なしで通す。 「いらないファイルを整理して」は危険な頼み方です
- 社外に出す資料を、検算せずに出す。 数字と出典だけは自分の目で見てください
これは3つのうち「どう分けるか」の話だけです。 実際につなぐ手順は、次の2本にあります。
自分の仕事に当てはめたとき、どこから手をつけるか決められない場合は、 画面を見ながら一緒に決める時間を作っています。
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